桜咲く～ゴールデンウィークの登別

道央自動車道・登別東インターを下りて登別温泉方面へ。途中、紅葉谷入り口にかけての約8kmの沿道には、北海道を代表する桜として有名な「エゾヤマザクラ」約2000本が立ち並び、地元の人たちからは"花のトンネル"という愛称で親しまれています。
ほのかなピンク色をしたエゾヤマザクラの花びらは、葉と一緒に開くのが特徴。素朴で可憐なその姿に、思わず感動のため息がこぼれそうです。
この、中登別の桜ロードの始まりは昭和9年。地元の有志が近隣の山から桜の木を集め、当時の皇太子（現在の天皇陛下）ご誕生を記念し2年間かけて植樹したもので、ここ数年間でさらに数百本の桜が植樹されました。
満開の桜を楽しめるのは5月上旬頃。地元の人はもちろん、たくさんの観光客が訪れ、桜のアーチを見上げながら、のんびりと春の散歩を楽しんでいます。

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お問い合わせ：0143-84-3311登別観光協会

実業家として知られていた故・亀田光司氏が昭和34年から二十余年を費やし、私財を投じて整備した、北海道内でも有数の庭園型公園。
20万6千㎡もの広大な敷地内には、桜やイチイ、ツツジ、シャクナゲなど約80種35,000本もの樹木生い茂り、季節ごとに美しい花々を咲かせています。
春のお花見シーズンには、エゾヤマザクラやソメイヨシノ、サトザクラなどが美しく咲き乱れ、花見客の心を和ませてくれます。また園内には、緑の芝生に小川、池、散策コースなど、家族やカップルで1日のんびりと過ごせるくつろぎの設備も充実。長閑な春のひとときを身体いっぱいで満喫できます。

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所在地：登別市富岸町３丁目８番地
お問い合わせ：0143-86-2511　亀田記念公園管理事務所

登別市郷土資料館に隣接しているこの公園は、遊具や広場、野球場などがそろった総合公園。
木製の遊具や長い滑り台は子供たちに大人気で、休日にはたくさんの家族連れでにぎわいを見せます。GWの頃には、オオヤマザクラやほか、カンザン、フゲンゾウなど八重の遅咲きの桜が満開に！真っ白な花びらがとっても可憐なオオシマザクラも、見ごたえ十分です。
また、ここ川上公園に隣接する「郷土資料館」敷地内の中庭では、緑色の花をつける"ギョイコウ"という、何とも珍しい桜に出会えますよ。薄緑色の八重桜の一つで、ところどころに濃い緑色の線が入っているという、特徴的な色と模様が見もので、花が終わりに近づくと、花びらの付け根近くからピンク色に変わります。珍しく高貴な花として、昔から大切に保護されてというとっても貴重なギョイコウ。趣深い郷土資料館の建物と中庭の風景に、見事に映えるその美しさを、ぜひごゆっくりとご鑑賞ください！

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所在地：登別市桜木町５丁目
お問い合わせ：0143-86-2511