雪どけした地面から、そっと顔をのぞかせる早春の花。
長い長い冬が終わりに近づき、登別温泉の春もすぐそこまできています。
温泉宿にチェックインしたら、春の花を探しに辺りを散策して、 夕食までの時間を楽しむのも素敵ですよ。
都会の喧騒を離れて過ごす、穏やかな春の休日。
ほんのり暖かな春風と花たちの優しい香りが、日頃の疲れをそっと癒してくれます。
登別に春の訪れを告げる春の花々
福寿草(フクジュソウ) キンボウケ科
開花時期:3月下旬から4月下旬
本州では、心無い人たちの採取によって絶滅寸前にあるという、とても貴重な花。 旧暦の新春に開花することから、おめでたい一字の「福」と「寿」を合わせて『福寿草』と名づけられ、別名『ガンジツソウ(元日草)』とも呼ばれます。色は光沢のある鮮やかな黄色。1つの茎には1~4個の花をつけ、陽だまりのような優しいその姿には、ひと時の安らぎを覚えます。
蝦夷延胡索(エゾエンゴサク) ケシ科
開花時期:4月上旬から4月下旬
"スプリングエフェメラル"と呼ばれる花のひとつで、"春の儚い命"という意味をもっています。 草丈15~20 cmほどの小さく可憐な花で、青、紫、赤紫、白に色を変える花びらは、なんとも美しく芸術的。 早春の清々しい空気と解け合う、青紫色に染まった林床は、まるで絵画のようです。
菊咲一華(キクザキイチゲ) キンボウケ科
開花時期:4月上旬から4月下旬
蝦夷延胡索(エゾエンゴサク)と同様、スプリングエフェメラル(春の儚い命)の一つ。 菊のような花を咲かせる一輪草であることから、別名『キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)』ともいわれています。 登別で見られるのはほとんどが白い花ですが、地域によっては薄い青や紫色のものもあり、長い柄と深い切れ込みがある葉は春菊によく似ています。
とことん味わう春の味覚と、 登別の春休みおすすめプラン。
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