まるで南国の海を思わせる鮮やかなブルーの姿が特長的。
巣は崖のくぼみなどに作りますが、高い木のてっぺんで美声を奏でることが多く、注意して見ているとその美しい姿を確認することができるでしょう。
遠目に見るとスズメに間違われることがありますがスズメよりひと回りほど大きいので、そのイメージで実物を間近にすると「でかいっ」と叫んでしまいます。
実際は羽幅14cm~15cmくらいですからそれほどでもありません。
黒い背中、白い斑点が付いている翼の中に赤い色が鮮やかな野鳥です。
成鳥は24cm~25cmほど、羽幅40cm近くにまでなりますのでなかなかの貫禄。
いわゆるキツツキの仲間ですから、捕食の際に強靭な口ばしで木を叩いて穴をあけている音が聞けるかもしれません。。
目にも眩しい黄橙色のお腹をしており、バードウォッチャーにも大変人気の高い野鳥。
チチッというさえずりが耳にも美しい音色を聞かせ、その姿と鳴き声はまさに「空飛ぶアート」です。
新緑に覆われると見つけにくいので、雪解け直後の今、わずかなチャンスに目を凝らしてみてください。